海外旅行で使えるクレジットカードの基礎知識





様々なところで、

海外旅行では「クレジットカード」が必須

という話を聞きます。

実際のところ、それはなぜでしょうか?

また、上手なクレジットカード選びは

どのようにすればいいのでしょうか?

そんな事をまとめてみました。

【もくじ】

1.海外旅行でクレジットカードが必要な理由

1-1.アンケートに見るクレジットカードのメリット

1-2.メリットその①社会的信用としてのクレジットカード

1-3.メリットその②現金両替より割安な事も?

1-4.メリットその③盗難や不正使用の補償がある

1-5.メリットその④海外旅行傷害保険が付いている

1-6.メリットその⑤海外サポートデスク

2.クレジットカードは、どこを選べばいい?

2-1.国際ブランドが重要

2-2.国際シェアで選ぶ国際クレジットカードブランド

2-3.ポイントやその他のメリットで選ぶ

3.まとめ

1.海外旅行でクレジットカードが必要な理由

1-1.アンケートに見るクレジットカードのメリット


まずは、アンケート結果からクレジットカードの利点をひも解いてみましょう。

  • 海外で多額の現金を持ち歩くのは、不安だし危険。
  • クレジットカードが無いと泊まれないホテルがあったり、レンタカーを借りることができない事がある。
  • クレジットカードを持っていることが、社会的信用となる事がある。
  • 通貨両替するより、クレジットカードの方が有利な事がある。
  • 海外キャッシングを利用する場合、現金両替よりも安い事がある。
  • 交通機関などで、クレジットカード決済しかできない所もある。
  • 海外旅行傷害保険がセットされていて、助かった経験がある。

等といったものがあるようです。

実際には、ホテルチェックインの際にクレジットカードの提示が必要だったり、

「あってよかった」

と思うシーンは少なからずあります。

1-2.メリットその①社会的信用としてのクレジットカード


日本のように比較的貧富の格差が少なく、社会が安定した国では、

日常生活の中で社会的信用が問われることは少ないと思います。

しかし、一たび海外に旅立てば、その国には日本では考えられないほどの

貧富の差があったり、道徳上の考え方が全く違ったりします。

具体的には、例えば海外のホテルにおいては、デポジット(保証金)を求められることがあります。

宿泊費の一部を前金で支払うというもので、これは宿泊費を支払わず逃げられないように考えられた仕組みです。

このデポジットをクレジットカードでの支払いを求められることが多く、

かりに現金での支払いを認められても、クレジットカードと比べて高額になる事があります。

性善説が通用しない事が多い、と考えられそうです。

社会的信用を、日本人が海外に示す一つの手段がクレジットカードです。

なぜなら、クレジットカードを作ることができるという事は、

クレジット会社の一定の審査を通過している証となるからです。

日本国内では、誰でも持っているイメージのあるクレジットカードですが、

海外においては、相応の社会的な信用を証明できるツールとなる事もあるという事です。

1-3.メリットその②現金両替より割安な事も?


日本円を海外で使う事はできませんから、当然、現地通貨への両替が必要となります。

しかし、銀行などで外貨に両替する場合は両替手数料が必要となります。

これは基準の交換レートに上乗せされる形で必要となるのですが、

例えば、日本円をドルに交換する場合、約3%程度の手数料が必要になる事が多いようです。

10万円をドルに両替すると、97万円相当のドルに目減りしてしまうという事です。

これがクレジットカードの場合は、1.63%といわれているので、交換の効率は随分違いますね。

もちろん、チップなどの小銭が必要になりますので、全く両替しない訳にはいきませんが、

一定程度の金額の現金と、現地ではクレジットカードを中心に利用するのが、

賢い使い方かもしれません。

また、キャッシングをクレジットカードのメリットと挙げることもできます。

ファーストフード店や、屋台などで現金が必要な際、手軽にATMから現地通貨を引き出すことができるのは、

確かに便利ではあります。

但し、キャッシングはあくまで借金です。

上手に活用されると良いとは思いますが、

お金を借りている認識だけは忘れないよう、気を付けたいものです。

1-4.メリットその③盗難や不正使用の補償がある


現金の場合、盗難にあってしまえば、そのお金が返ってくる見込みはほぼゼロでしょう。

では、クレジットカードの場合はいかがでしょうか。

クレジットカードは、不正使用された場合、限度額まで使われてしまうリスクがあり、その場合、被害は甚大です。

しかし、一方で、そういった事態に備えた補償がついていることがほとんどです。

自分の意思にそぐわない仕様があった場合、一般的には60日間さかのぼって、

その使用額の補償を受けることが可能です。

ちなみに、カードに自分のサインが書いていなかった場合、この補償を受けることができない場合があります。

旅に出る前に、必ずカードの署名欄には、ご自身の署名を確認しておいてください。

旅の準備として、

カード番号

有効期限

カードの署名の確認

カード会社のサポートデスク電話番号

等を、メモしてカードとは別の場所に携行する準備をしておいた方が良さそうです。

ここでは簡単に、盗難・紛失に気付いた時の手続きについてを確認しておきましょう。

クレジットカードの盗難・紛失に気付いた時の対応手順

Step1. カード会社に盗難・紛失の連絡を入れる

まずは、被害の拡大をさせないために、カード会社に連絡を入れ、カードの停止の申し出を行います。

iPhoneやスマートフォンで検索すれば、コールセンターはすぐに見つかると思いますが、その一覧を事前に準備しておけると良いかと思います。

ホームページなどには、コレクトコールの番号を掲示しているところもあるので、要確認です。

例えば、Visaカードの場合、以下のように謳われています。

  • 紛失・盗難連絡後、30分以内にカードブロック処理をします(16桁のカード番号が分かる場合)
  • 1~3営業日以内に緊急再発行カードをお届けします
    (場所によってはこの限りではありません)
  • 世界27万箇所で緊急キャッシュをご提供します
  • フリーダイヤルまたは直通番号(コレクトコール可)でご利用いただけます。
Step2 現地の警察に届け出を行う

警察への届け出は、言葉が不自由だとストレスのかかる事ではあろうかと思いますが、カード会社が事実確認を行うために、行っておきたいもの。

詳細については、カード会社に連絡する際に相談してみましょう。

Step3 緊急再発行カードの発行手続き・カード再発行手続き

Step1でカード会社に連絡をした場合、緊急再発行カードの発行の案内を受けることがあります。場所によっては当日中の発行ができない事もあるので、こういったときのために複数のカードを、一つにまとめない状態で持っておきたいものですね。

正式な再発行については、後日自宅に届けられることが多いようです。

1-5.メリットその④海外旅行傷害保険が付いている


多くのクレジットカードには、海外旅行傷害保険が自動的に付帯されていることがあります。

但し、これらは、旅行代金をそのクレジットカードで支払った場合のみ適用されるものもあるそうです。

例えば、

「一つのクレジットカードでは、海外旅行保険の額が少額だけど、

複数持っているから大丈夫。」

とお考えの方は少なからずいらっしゃいますが、

さすがに、旅行代金を複数のクレジットカードで払う人はいらっしゃらないと思います。

結果、一つのクレジットカードしか海外旅行傷害保険が使えなかった、

という事態も考えられます。

どのカードの保険が有効か?など、こういった適用条件は事前に十分確認をしておきたいものです。

海外の病気やけがの保障については、こちらも併せてお読みください。

ご参考:海外旅行での病気やけがの実態とその対策

1-6.メリットその⑤海外サポートデスク


意外と見落としがちなメリットが、各クレジットカード会社が提供している、海外サポートデスク。

これは、

  • 現地医師、病院の案内
  • クレジットカード、パスポートの紛失・盗難時の手続きの案内
  • 事故・トラブル時の現地警察・医療機関・保険会社等への手続きの案内
  • 上記に類する緊急時の通訳サポート(英語⇔日本語のみ)など

といったサポートや、

プラチナカードなどでの限定になる事も多いようですが、

  • 航空券・ホテルの予約案内
  • 高級車を含むレンタカーの予約案内
  • 海外の買い物情報の提供(店の場所案内など)
  • オペラ・バレエ・演劇・コンサート・美術館などの案内
  • レストランの予約案内
  • ゴルフコースの情報提供

といった案内もしてくれたりするようです。

海外の不安を解消してくれるサポートとして、

頼もしい限りですね。

2.クレジットカードは、どこを選べばいい?

2-1.国際ブランドが重要


日本におけるクレジットカードの種類は、今や千種類以上といわれています。

それもそのはずで、ガソリンスタンドや、大手スーパー、

航空会社や、その他多くの企業でクレジットカードを発行しています。

しかし、国際的に通用するブランドとしては決して種類は多くはありません。

ちょっと手元のクレジットカードを見てみてください。

例えば、イオンやオリコ、JALやセゾンといった国内ブランド以外に、

カードの右下や、右上に「VISA」や「MasterCard」のロゴはありませんか?

これがクレジットカードの国際ブランドになります。

少し前までは、

VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エクスプレス、DinersClubを指して

クレジットカードの国際5大ブランドと呼ばれてきましたが、

近年は、中国の銀聯カード(ぎんれんカード・ユニオンペイとも呼ばれる)、アメリカのDiscover Card(ディスカバーカード)等を含め

クレジットカードの国際7大ブランドと呼ばれることが増えてきました。

2-2.国際シェアで選ぶ国際クレジットカードブランド


7大ブランドのクレジットカードのうち、どこを選ぶか?

という問いに合理的に回答するとなれば、恐らく世界シェアで考えたいところ。

さらに、国内での普段使いを考えると、日本国内で加盟店が多いブランドがいいですね。

さて、実は発行枚数だけを見ると。中国の銀聯カード(ぎんれんカード・ユニオンペイ)は、

45億枚と世界ナンバー1を誇ります。

現時点(2015年11月)では、加盟店数で他の国際カードに及ばない部分もありますが、

今後伸びてくる可能性がありそうですので注目に値するカードではあります。

とはいえ、現在、利用額でのツートップが、

VISAとMasterCard。

世界的に見ても、この2つのブランドがクレジットカード利用をけん引してると言えそうです。

この二種類のうちどちらか、もしくは双方を持っていれば、

かなりのお店を網羅できると考えられそうです。

日本の国際ブランドJCBについては、世界での利用についてはVISAやMasterCardほど

加盟店が多いとは言い難い状況ですが、日本人の多い観光地については、

不便が無くなりつつあるようです。

American Express(アメックス)や、Diners Club(ダイナースクラブ)は、ステイタスを尊ぶ方に人気ですが、

一般的なお店での加盟はまだまだ少なく、使えるお店は高級店が多いようです。

2-3.ポイントやその他のメリットで選ぶ


国際ブランドについて、きちんと選択しておけば、

国内ブランドについては、

マイルがたまる、ポイントの還元率が高い

等の理由で選べばよいでしょう。

海外での社会的信用を高めたい場合は、

Diners Club等のカードもありですが、

使い勝手を考えると、VISAやMasterCardが間違いなさそうですね。

3.まとめ

海外旅行において、クレジットカードは、

  • 社会的信用の証として
  • 現金にはないセキュリティ
  • 両替手数料の有利性
  • 海外旅行傷害保険の付帯

等といったメリットがあり、必須とも言えそうです。

国際ブランドについては、

売上高のシェアの高い、

VISAやMasterCardを選択するのが無難といえるでしょう。

ブランド違いのカードを2種類以上を分けて携行する事が、

利便性や安全上も重要のようです。

なお、カード情報、カード会社の連絡先を記載したメモを、別で持っておくのが、

万一の盗難などの対策としては重要と言えそうです。

安全、安心な旅の情報として

参考にしていただければ幸いです。

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