海外旅行中に地震に遭ってしまった場合の保険の対応





desert-451056_640今、日本だけでなく、世界各地で大規模な地震が発生しています。
ご存知の方も多いかもしれませんが、日本で加入するほとんどの保険は、地震・噴火・津波を補償の対象外としています。

では、海外旅行傷害保険も同じ扱いなのでしょうか?
そこについて少し詳しく見ていきましょう。

保険はなぜ地震を対象外とするのか?

確率と統計からできているのが保険

保険というものは、基本的に確率と統計から作られています。どういう事かというと、例えばけがの保険の例で考えてみましょう。100人の人がいて、そのうち仮に1年間に1人の人がけがをする、という確率だったとしましょう。
つまり、人が1年間にけがをする確率は1/100です。

であれば、100人の人がけがの保険に加入すると、1年間に1人の人がけがをする可能性が高い、という事がわかります。実際は、100人くらいの集団であれば、1年間に2人けがをする場合もあれば、0人という事もあるでしょう。
しかし、これを、10,000人、100,000人と、母数を大きくして統計を取っていくと、かなりぶれない確率がはじき出せます。

この確率をもとに、保険会社は保険料(お客様が払う掛け金)を決めていきます。

地震や戦争が確率に及ぼす影響

しかし、地震・噴火・津波のような大規模で、めったに起こらない災害や、
戦争のようなやはりめったに起こらない大規模な人災を保険では考慮していません。
なにしろ、ひとたび起これば数万人を超えるけが人が発生するわけですから、平常時とは違った状況と言えるでしょう。

そうすると、平常時の確率で計算した保険料(掛金)では保険の運営は上手く成り立たない可能性があります。
そんな背景から、発生する頻度が低く、被害が大きくなる地震や戦争については保険の補償対象外とする事が一般的になっています。

例外も

実際には、例外もあります。例えば、おけがの保険(普通傷害保険)については、「天災担保特約」といったオプションをつけることで、地震・噴火・津波の場合も保険が支払われるようになります。(さすがに戦争は無理ですが)
また、生命保険や、生命保険会社の医療保険については地震によるけがでの死亡、入院に対しては、「全体の確率に大きな影響を及ぼさない範囲において」保険金や給付金が支払われることがあります。(これまでほとんどの場合、地震によるケガ入院や死亡に関する保険金・給付金は満額支払われています。)

さて、では海外旅行傷害保険はどうでしょう。

実は、海外旅行傷害保険は、傷害保険の一種ではあるものの、地震の場合も保険金が払われます。(但し、セットされているすべての補償が自身の対象となるわけではありません。)なぜなら、普通の傷害保険は、日本国内にいることが前提で設計されていますが、海外旅行傷害保険は当然、海外に旅行にいる人が対象です。
日本全体の人口に比べて、海外で、それも地震に遭遇する確率というのは、全体から考えると非常に低い、という考え方から地震を補償の対象から外していないのです。

とはいえ、一部の補償について地震を対象外とするもの(例えば航空機寄託手荷物保険金・航空機遅延保険金など)もありますので、契約時にはパンフレットなどの「保険金をお支払いしない主な場合」をしっかり確認しましょう。

海外旅行傷害保険の検討の方は、今すぐクリック!

bnr_hawai022







スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク