海外旅行先での駆け込み寺 大使館・領事館ができる事と出来ない事





海外で事件が起こると、大使館・領事館という名前をよく聞きます。
とはいえ、普段接しない人にとっては何をやっているところかがよくわからない、という人もいるのではないでしょうか。
今回は、大使館・領事館が何をやっている事で、海外にいる日本人にどんなサポートができるかをまとめてみました。



在外公館

在外公館の役割

在外公館とは、大使館,総領事館,政府代表部といったものをまとめて表現した言葉になります。基本的には、外国と外交を行う拠点という役割を担っています。と同時に、海外における日本人の保護や安全対策における役割も持っており、生命の危険に瀕した日本人の安全確保は優先される役割の一つです。

大使館

大使館は各国の首都におかれており、その主な役割は、外交政策を担う大使を中心とした使節団が公務を行う場所です。もちろん日本人の安全・財産の保護に関する役割も担っています。また、大使館には領事部といった部署もあり、領事館と同じような機能も担っています。

領事館

領事館は世界の主要都市にあり、その地域の邦人の保護などの役割を担っています。その他、各種法人の手続きの受付を行っています。詳細は、以下にご案内します。

在外公館でできる事

以下の情報は、外務省作成のパンフレット『海外で困ったら 大使館・領事館のできること』の抜粋です。詳細につきましては、外務省のパンフレットでご確認ください。

事件・事故・緊急入院の時

  • 現地での届け出や、入院に関するご相談を受け付けてくれます。
  • 弁護士や通訳の情報を提供してくれます。
  • 医療機関の情報を提供してくれます。
  • ご家族との連絡のサポートをしてくれます。
  • 現地警察や保険会社の連絡を手助けしてくれます。
  • ご家族が現地へ向かう際、外務省が各都道府県のパスポートセンターに連絡し、緊急発給の要請をしてくれます。
  • 現地での治療ができない場合、緊急移送に関する助言・支援を行ってくれます。
  • 死亡事故・事件の場合のご遺体の身元確認のお手伝い、ご遺体の荼毘、死亡証明書の発給日本への移送に関する助言を行ってくれます。

所持金・所持品が盗難にあったとき

  • 現地警察への届け出に関する助言をしてくれます。
  • ご家族や知人からの送金の助言をしてくれます。
  • パスポートの新規発給・パスポートに変わる「帰国のための渡航書」の発給を行ってくれます。(手数料が必要)

【紛失などしたパスポートを失効するために必要な書類】

  • 紛失一般旅券等届け出書(各公館にあります)
  • 警察署の発行した紛失届受理証明書等または消防署等が発行した罹災証明書等
  • 写真(縦45mm×横35mm)
  • 身元確認書類(運転免許証等) 提示のみ

【新規一般旅券発給に必要な書類(帰国のための渡航書も同様)】

  • 一般旅券発給申請書
  • 戸籍謄本又は抄本
  • 写真(縦45mm×横35mm)
  • その他参考書類(必要に応じ本人確認、国籍確認ができるもの)

自然災害や騒乱・戦争などの緊急事態が起きたとき

  • 緊急事態の発生地に対する日本人の安否確認
  • 日本人の被害者がいる場合の必要な支援
  • インターネットや連絡網を通じた情報提供
  • 避難の支援

海外で行方不明になった家族を探したいとき

  • 現地事情に合った捜査方法、現地警察への紹介、捜索願に関する助言など

在外公館でできない事

  • 病院との交渉、医療費・移送費の負担、支払い保証、立て替え
  • 犯罪の捜査、犯人の逮捕、取締り
  • 相手側との賠償交渉
  • 金銭の供与
  • クレジットカード、トラベラーズチェックの執行手続あるいは航空券の再発行手続きの代行
  • 遺失物の捜査
  • 現地警察への被害届提出の代行
  • (国外)退避費用の負担
  • 行方不明者の捜索活動

おわりに

何の問題もなく海外旅行を終えるのが一番です。しかし、もしもの時のために、大使館・領事館の位置を確認しておいた方が心強いかもしれませんね。特に大災害などでは、言葉が通じない地では旅行者は孤立しがちです。念のため、こういった情報をチェックしておくのも大事かもしれません。

また、最近の海外旅行保険では、医療機関などのキャッシュレスサービス(現金の持ちあわせがなくとも、保険会社が直接医療費を支払ってくれる)サービスも人がりつつありますので、そういった事の事前チェックもしておくと安心ですね。

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